キャスターワン(ショートボックス)はなかなか売ってないので、朝研究室に行くときは
琉大東口にあるホットスパーで買っていく。ついでにブランチを買う。
さらにデニス・クェイド顔の新垣さんが相変わらず美人であることをチェックしてから
コンビニ客当然の行為立ち読みに入る。さあて、ビッグコミックで『聖』を読むか。
将棋を指せない将棋ファン、ソウマエは
故・村山聖八段(享年29歳)の生涯をマンガで読む。
村山くんが17歳のとき、鬼のすみかといわれた三段リーグを見事突破し
四段プロ棋士になった、この週のエピソードを読み、
立ち読み中に涙をホットスパーのフロアにこぼしたのであった。
涙目じゃないよ、ほんとに泣いてしまったのだ。
村山八段は、生まれつき腎臓が悪く、少年時代のほとんどを広大附属病院などで過ごした。
10歳のときに将棋に出会い、その後取り付かれたように将棋にのめりこんだ。
中学卒業前に大阪の森信雄プロ(現六段)に弟子入りし、今日では珍しいのだが森と寝食をともにした。
三段リーグを突破したとき、
母親がスーツを設え、奇人村山に無理やり着せたとき
病院で仲良しだった今は亡き友人の母親がそれを見る。
「聖君、立派になったね、おばさん、うれしいよ」と泣きじゃくるその母親。
うーん、こうこられてはさすがのワシも・・・
山本おさむは『遥かなる甲子園』で聴覚障害児の高校球児を描き、
『どんぐりの家』で重度障害者たちの親子像を描いた。
今、障害者を語らせたらこの人の右に出るものはいない。
そう、ちょうどコミック界の浅田次郎状態だ。
ちきしょう、ずるいじゃんよ、と思いつつ
涙ちょちょぎれてから、おもむろに午後の講義の準備が全く出来てないので
イキナリ青くなり、そそくさとオンボロマーチ(始動時キーキー音つき。おそらくエアコンのラジエターベルト)
に乗ってしぶしぶ研究室に向かうのであった。