ケンちゃんとは、岡田憲治さんである。

岡田さんは、政治学者として様々な特質があるが、代表的なものとしては以下が挙げられる。

日本政治学界で一番レッズサポーティングで、

日本政治学界の若手で一番長身(185cmぐらい)で、

日本政治学界で一番池袋の激安飲み屋に詳しくて、

日本政治学界で一番、比喩の創作が早くてうまくて、

日本政治学界で一番、情熱的な講義をしていると思う、管見では。

ソーマエは同業者の友人がいない。この人とは今から四年前に札幌のソープランド

待合室にいるときに名刺交換をしたことがきっかけだ、ってわけはない。

本当は西川口、じゃなくて、

札幌で日本政治学会があったとき、俺が修論で引用したオカダ氏とはどの人だ、おーあのひとか、

じゃああいさつでも、と寄ったのが運の尽きであった。

カラシニコフ機関銃なんですか、あんたは、と思うほど、情熱のトークが炸裂した。

ソーマエ、実はそういうのってキライじゃないの・・・なんて

30過ぎてイロケムンムンの美形悪女のようなセリフをひとりごちた私であった。

岡田さんと小生はいろいろと似たところがあると思う。

話は平たいほうがいいに決まっとる、と確信している点や、

アメリカへの憧憬、スポーツへの思い、クルマ、ロック、その他、分析ヤロウに共通する

何でも知りたい症候群だ。

問題は、岡田氏は基礎があり

宗前はちょっとない(ぐらいに過大評価させてくれ)点だ。

それならまだいいが、宗前は先に就職し、岡田氏は浪人している。

今回飲んだのは、彼の就職に目処がついたからそれを祝いに行ったのだが、

自分自身への反省を大いにこめて、こんなことを考えた。

先にポジションを得たものは、自分の能力の如何にかかわらず

自己の特権を認識すべきだ。能力ないですから、などと韜晦すべきでない。

そして、ないならないで、あるならあるで

全力尽くして政治学せにゃいかんですよ。

全力尽くして政治してちゃしかんですけどな。

それでも岡田氏を見ていると

能力ある人は最後には発掘されるのだから、

この世の中も捨てたもんじゃない。

少なくとも彼は

ゴッドハンドによってねつ造されたりはしてない。