関西の政治学界もちろん知らぬものはないM氏。特にソガさんには強く愛されているのはいうまでもありませんが、小生も、数年前に彼に会って以来、強烈な印象を受けました。明晰な頭脳、どうしてそんなことを知っているんだ貴様は、というような知識ドメインの広さ、そして決して正統派ではない関心の持ち方。いやはや、こんな男もいるんだなあと深く印象に刻まれました。
ただ彼にも弱点はあって、父上には頭が上がらないようです。ああ、ソガさんというのは
アンヌ隊員奥様のほうですね。で、M氏といっても、『財政再建と民主主義』の作者ではなく、そのご長男です。先だって所用のために沖縄においでなすったのですが、M氏調達のレンタカーには道案内のために宗前ミーが同乗しました。そうすると、先方は五人乗りなので一人余ります。そこで、ご長男殿下に置かれましては恐れ多くも畏くも、我がロト・プロレタリア、ナンバープレート19・55のプジヲ206にご搭乗なさいました。さて、小学3年生同士とはいえ、我が次女とは1970年代の米仏関係ばりに緊張感が立ち込める車内。そこで、あれこれ声がけをしたところ、殿下の「コイツ話聞いてくれる人ちゃうか」センサーがバッチリ働き、彼は矢継ぎ早に現下の関心についてお話くださいました。
殿下は現在、毒物の研究に邁進されており、現在の主たる参照文献について、熱く論じてくださいました。そういえば以前拝顔の栄に浴した際には、容疑者が被告に変わる瞬間は何か、という刑事訴訟法上の論点に関心をお持ちでしたが、いまや社会科学(法律が科学か、とかいうような炎上しやすいツッコミは不可とします)の曖昧さを嫌い生命科学の世界へ突入されているようです。
このまま、スクスクとそだってロンドンに留学し、粘菌の研究でもされるようになったら一大事です。できれば社会保障と年金、ぐらいの研究にされておけば、なんとか食い扶持は稼げると思うのです。
ということで、三年ぶりのブログは内輪ネタから再開です。