さて、ここのところ主たる読者が同業者になっているわけでして、学会(の懇親会)やら研究会やらで「イチロー、今年こそ四割だ!」に負けずとも劣らぬ熱い声援が送られるたびに、小生は強烈なプレッシャーを感じます。お、叔父さんはね・・・大変なんだよ、近藤君@新川シューレ。しかしまあ、おっ、俺の感性なんてそんなたいしたことないんだよォという心の声を抑え付けつつ、新しい愛の形を述べてみましょう。
去る土曜日の関行研夕食会の二次会で、建林さんから最近俺への愛が足りないんじゃないのソーマエさんという無言の圧力を受けたのですが、言うまでもなく私は建林愛好家としてこの業界では人後に落ちないつもりであります。
まず、建林さんはかなり酔っ払います。しかも首筋まで真っ赤になるのでいかにもだらしないヨッパライに見えるところが本当にいいですネ。酔っ払ったときの建林さんは話題もイケていて、奥さんからどれほど抑圧されているか、というミッドライフ・クライシスに突入した勤め人のような話題を豊富なバリエーションで繰り広げてくれます。私、この種の話題は水戸天狗印納豆(わらづと入り)よりも大好きでして、今では建林ファミリーワールドに倒錯した憧れをいだきかねない勢いです。毎回語られる家庭内抑圧トークは決して同じネタが繰り返されることはなく、もしもお勤めで「がいこく」などに行って関行研を欠席されたりすると、小生、なんのために高い航空賃を払って京都まで来たのか、と○| ̄|_状態です。
建林さんのよさはもちろん酔ったときのみに発揮されるわけではありません。発表の最中コメントを入れる語り口は至高。ややブッキラボウに、かつ、体言止めめいた発言をします。「そっ、その相関、どこに効いてるのかわからへん」「そのデータで何を証明したいんか不明っ」等々の波田陽区も真っ青の斬り。実は私も一昨年秋に発表したときに存分に斬られましたが、幸せでした。まるでトキの北斗有情拳、思わず「あ"〜ぎもちいい”〜〜〜ちにゃ」と口走ってしまいました。今後、各種学会で小生が細々と発表する機会が65歳の停年までに一度はあると思いますが、斬る方は建林語法でぜひお願いします。
前にも書いたことがありますが僕が大学院にいたころ、現代政治、とくに政策過程について議論をする相手というのは周りにいませんでした。すぐ上の兄弟子松本(秋武)さんは入国管理について規範的な議論を展開されていたし、同じく上の兄弟子、河世憲さん(現・慶北大学校)は議会研究でした。だからパースペクティブを共有している同世代の研究者がウジャウジャといて議論しているのは未だにとてもうらやましく思えます。京都に自腹切ってまで月イチで通うのは、自分を甘やかさないためもありますが遅れてきた青春(恥)を堪能しているのかもしれませんって、誰だよよっかかってくるのは、ん?って、あっ、建林さんっ。
「なあ、関行研メンバーの中でも、特にダレが嫌い?」
ってベロベロですやん!