【もどっちまえ】【先頭にもどっちまえ】

忠・誠!!団・結!!

(間違ってソグク・ドンイル・マンセーなどと言ってはいけない)

すいません、イキナリ。

ようやく見たんです『J・S・A』。やっぱりいいですネ、ソン・ガンホ。

では本題に戻りましょう。

 

ここ沖縄では当地独特のものに「島」をつけて呼ぶ。

例えばゴムでできたペラペラのビーチサンダルは島ゾーリ、

モンキーバナナのような沖縄バナナを島バナナ、

くちなしのような形をしたラッキョウを島ラッキョウ、

そして泡盛は島酒、略して「シマー」という。


しかしそれだけではない、島バイク、島ビデオ、島ジーンズ、島耕作などがあるらしい。

さらには、12月24日、わが愛する二人の娘が朝から大騒ぎして待つビッグイベント、

クリスマス・イブには島サンタがやってくるのだ。

島サンタは本島から西北に100kmの渡嘉敷島に普段は住んでいるが

クリスマスイブの晩にはサバニに乗って本島各地のよい子たちにプレゼントを配って歩く。

ノルウェーからやって来るサンタは「ホーホーホー」と掛け声をかけるが島サンタは

うりひゃーとかすりさーさーとか道、分からんばーとか言いながら

沖縄の家には必ずあるエアコン用ダクト穴からプレゼントを投げ込んでくれる。

陸にあがったサバニを引くのは山羊で、彼らは正月にはつぶされてヒージャー汁になってしまう。

とまあ、妄想にふける日常を忘れない師走のソウマエであった。

「しかしそれだけではない、島バイク(以下略)」の前にある水平線から後が全部妄想です。

 

さて、今日25日、娘たちと宗前ミーがお風呂に入っていると玄関チャイムが鳴りました。

はい?

おお、二階に住んでる屋宜(やぎ)さんの奥さん!

「あの、これ、遅くなりましたけど、葵衣ちゃんと紫苑ちゃんに」

といって渡してくれたのはブルーシールアイスセットと前の畑で取れたレタスだった。

「それからこれは田場商店からです」

おおっ、小さなプラスチックかごに入ったお菓子セット!!

田場商店というのは、屋宜さんの実家で、うちの斜め前20mのところにある雑貨屋だ。

沖縄の雑貨屋は「まちやぐゎー」という。「小」と書いてぐゎーと読むが

「〜〜さんの家」ぐらいの意味だろうか、ま、とにかく、昔なつかしお店です。

当山のどん詰まりにある田場商店にはよくアイスを買いに行く。

このご時勢に30円のソーダアイス(棒についてる四角い奴)などを売っていて

長女が特にこの店を気に入っている。

次女には宮平牛乳を買い、僕はドクターペッパー500cc缶を買う、というのが基本パターンです。

田場さんちも長女のことを可愛がっていて、時々どっさりオマケをくれたりする。

僕が子どものころ、昭和40年代は所沢あたりでも、こんな感じで子どもは育ってたっけ。

 

風呂から上がった娘たちに

本当はいるんだよ、島サンタ、と話してあげた。

島サンタは渡嘉敷島ではなくて、すぐ近くに住んでいた。

来年は僕らが誰かの島サンタにならなきゃな。