いやぁ、今月の関西公共政策研究会は今週でしたねェ。
ワタクシ、先週だと思い込んでチケット買っちゃいました。
さーてそろそろ空港行くか、念のためにメールチェック、とPCを起動したところ
足立先生からメールが。
「ビール配慮ありがとう。ところで研究会は来週だよ、念のため」
ら、来週???さっそくホテルパックは解約だ。
というような事後検証をしない男が政策評価を勉強してるんだからお笑い草だね。
それはともかく、先月ようやく新しい論文を公表した。
さっそく抜刷送付だ、というのはうそで、いまだに論文を人の目に触れさせるのが恥ずかしいソウマエ、
兄弟子スジにccのメールを送った際、「今度ある学会の年報に論文載せた。よかったら読んでネ♪」
と妄言を吐いた。
途端に政治学道をまっしぐらに突き進む長兄、ラオウ先生から厳しい叱責のメールを頂戴した。
「そういうことを言うときはまず送れ、送らないなら黙ってなさい」
手前の非常識さに冷汗三斗である。
と、ここでようやくさっそく抜刷送付なのであった。
マスター時代、中邨章という人の『アメリカ地方自治』を読んだ。
その整理の確かさに非常な感激を覚え、修論を書き直して院生紀要に載せた時には抜刷をお送りした。
中邨先生は送って3日もしないうちにすぐに直筆の手紙をくれた。
97年の学会で初めてナマ中邨を見た。田舎の中学の教頭先生のような
温和な感じの人で、あのシャープな分析のイメージからはまったく似つかない人だった。
(僕は山口二郎さんみたいな獰猛な魚系をイメージしていた)
挨拶をすると「これからもいろいろご教示ください」と
地底にめり込むほどの腰の低さでおっしゃった。
あ、そうですか、じゃあですね、さっそくですけどアメリカの地方自治体というのは・・・
と、ホントにご教示したりはしないのである。そこまで怖いもの知らずではなかった。
以後、琉大に赴任しましたお知らせ、年賀状とお送りするとすぐに返事をくれる。
以前、市川さんと話していたときの会話。
市「宗前君、地方自治系の学者で一番英語が流暢なのって誰だと思う?」
宗「うーん、分からないけど新藤さんとかかなぁ?」
市「実は中邨さんなんだぜ。ジョークまでネイティブと交わせちゃうレベルだよ」
宗「マジっすか!!」
市「だろ??見えないだろ?でもそうなんだぜ」
まったく傍若無人な二人であった。
中邨さんは、吉本興業会長中邨秀雄の実弟で、関学を卒業後直ちに渡米、
アメリカに10年近く滞在したバリバリのアメリカ地方自治の専門家だと知ったのはその後のことだ。
もっとも、彼がどういうキャリアをたどろうが、本を読めば彼の学識の深さはすぐ分かる。
また、現在琉大のマスターをやっている大森君は中邨隊出身で、
彼によるとカタカナ外来語がなかなか出てこないらしいぞ。
(例:アイロンとかエネルギーと言えない。ironやenergyが先に浮かんでしまう)
それにしても彼はどうしてあんなに誰に対しても誠実な態度をとるんだろう?
今回も送ってこれまた3日でハガキが来ていた。
最近、自分の空虚さとそれを補うための妙に居丈高な態度に自己嫌悪していたので、
なんと言うことのないはがきが妙に心に染みたのであった。
と、更新しなくちゃの強迫観念にかられてKKRホテル大阪のシングルルームで
30分以上かけてこんなことを書いているが、
それよりも月曜締め切りの論文、
まだ四分の一ぐらいしか書いてねえよ!!