もどっちまえ】【先頭にもどっちまえ

ソウマエはよく食堂テーブルの角や段差に足を取られてけがするので

もう若くもないのだが「食堂怪我の若き権威者」と業界では呼ばれている。

本当は浪速大学の医学部教授になる予定だったが、生理学の大河内教授が

小生をよく思っておらず、まして前任教授の東先生が陰に陽にいびるので

琉球大学の政治過程論にもぐりこんだのであった。

何の話?

あんた、日本テレビドラマ史上最強の傑作、『白い巨塔』ですよ!!

このドラマが放送されていたころ、ソウマエは

中学受験を目前にして四谷大塚に通うクソガキであった。

ちょいと成績のいいガキにありがちな医者志望。

医者志望は子どもにとってよくある将来の志望だが

何せクソガキだからね、医学部の偏差値、学閥、私立大学の学費、その他を

あっという間に調べて、こりゃ、国立旧帝大系じゃないとダメだ、

Q帝医学部に行くには、入曽近くの向陽中から川越高校というルートじゃ

届かない、やっぱ中学受験だな、出来ればツクコマ、とかいうことを

しゃあしゃあというクソガキである。

よく、こういうことを小学生が考えられるわけない、親の受け売りだという奴がいるが、

そんなことないよ。周りには鉄道大好きガキで、将来国鉄(現JR)入りたい、

でも国鉄なら上級職じゃないとな、東大法学部か、だから麻布行きたいとか

星見るの好きなんだ、だから京大の天文物理に行きたい、じゃ、理系に強い駒場東邦ねらい、とか

そういう感じ。しょせんガキだから、情報としては偏ってるがね。

うちなんかオヤジ、明治の夜学出て零細企業のサラリーマンだったし、母親は高卒だからね。

親から聞くよりも、子ども特有の集中力があれば、情報収集できるものなのだ。

わかったかな?ソウマエミー。